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会社からの帰り道、どこからともなくキンモクセイが香った あぁもうそんな季節なのだな、と思った その夜、ダンナが「今日キンモクセイの香りがしたよ」と言った あれ?確か昨年もまったく同じことがあった ダンナと私は今年も昨年も同じ日に、違う場所で、 この秋一番のキンモクセイの香りを嗅いだのだ これはただの偶然なのだろうか もしかして関東一円のキンモクセイたちは ある日一斉に香りを放出する一大プロジェクトを 密かに企てているのではないだろうか 果ては日本全土を甘い香りで包み込み人間をメロメロにする キンモクセイデーなるものを企んでいるのではないだろうか そんなことを、とりとめもなく、考えたりする秋の夜長であった |
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今年の害虫のキーワードは“大発生” アブラムシは元よりナメクジもエカキムシもケムシも大発生した そもそも害虫というのは大発生しやすいものなのだろうが 毎朝毎晩見回っていてもなぜかある時突然 大発生した害虫に遭遇するのだからお手上げだ 今はシャクトリムシが大発生している 最初はフェザーだけかと思いきや今やありとあらゆる植物に 被害は及んでいる シャクトリムシは擬態が得意だ 昔、お茶を入れた土瓶を木の枝に擬態化したシャクトリムシに 誤って引っ掛けようとして土瓶が落ちたことから 「土瓶落とし」の異名を持つほどなのだ そのシャクトリムシ、なんと宿主の色に同化している フェザーにいるシャクトリムシは緑色 オキザリスにいるシャクトリムシは銅色 アサギリソウにいるシャクトリムシは銀白色 体色を自在に変化させているのか それとも体色に似た葉に産みつけられているのか 真相は明らかでないが敵ながらあっぱれである その擬態化したシャクトリムシを何としても見破るべく 日々、目を光らせているおかげで 「ほっほっほー見つけたぞぉ」と言いながら 本物の枝を割りばしで掴んだりしている姿は我ながら情けない |
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以前、懸賞で当たった『小さな畑』(ベランダ便りNO.215参照) 実はコレ、当てたい商品と全く違うものが 当たってしまったわけなのですが せっかくなので試験的に植物を植え込んで 今年の春から魔の北側に設置してみました 「魔の北側」とは今までベストオブど根性のアイビーぐらいしか まともに育ったことのない日陰+強風という劣悪な環境下 さてこの過酷なサバイバルに参加してくれる勇者たちは? ・ ・ エントリー1:低姿勢を武器に強風に立ち向かうアジュガさーん エントリー2:天性の明るさで日陰に彩りを添えるリシマキアさーん エントリー3:地味だけど真面目さと丈夫さが自慢のタマリュウさーん おーっと!なんとここにセレブなヘレボルスさんが参加する模様です 大丈夫なのでしょうか?いや、セール品のようですセール品です エントリー4:元セレブのヘレボルスさーん あっ、かなりヤケクソです ・ ・ 最初の脱落者は意外にもアジュガさんです 突風に倒されてそのまま溶けていきました タマリュウさんは葉先が少し茶色くなっていますが 寡黙に頑張っています おっ、リシマキアさんはぐんぐん伸び始めました すごい勢いだぁ今は亡きアジュガさんの領地も占有しました 黙っているタマリュウさんの隙間にも細い足を忍ばせています まさにリシマキアさんの独壇場!天真爛漫に伸びています おや?元セレブのヘレボルスさーーん? むむ!意外や意外!庶民派に混ざって奮闘しています! ほとんど表情を変えずに凛と立ちはだかっています 背の高さが強風には不利なハズなのにまったく動じません ・ ・ えー、長くなりそうなので現場からの中継はここまでとさせていただきます また何か動きがありましたら追ってレポートすることといたします それでは一旦スタジオにお返ししまーす |
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9月の声を聞くや否や夏が走り去った 今年は夏の名残りを惜しむ間も無いらしい そして秋の訪れはいつも物悲しい センチメンタルな気分になるというわけではなく 休暇に向けての準備が始まるからだ まず夏の間茂り過ぎた株をバッサバッサと散髪する 出番の終わった宿根草は早々に切り詰める 春から活躍してくれた一年草ともお別れ 秋のガーデニングに向けて出回り始めた苗や球根を買うのも 当分はおあずけ ベランダにある鉢をすべてリストアップして 休暇中の身の振り方を決めるという大仕事もある 自動水遣り機に任せるもの、 アナログなペットボトル方式に頼るもの、 実家に預けるものなど この決断が運命を大きく左右するので侮れない 鉢を減らさなくちゃ、とこの時期になると骨身に沁みるのに 結局毎年ほとんど数は減らない 現時点で80鉢・・・あぁ秋は物悲しい |
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『ベランダ便り』をこの形式にしてから 更新の手間が軽減されたりだとか 容量を気にしなくてよくなったなどの利点があったのだが もうひとつ思わぬ収穫があった それは更新日時が自動的に記録されること 以前の『便り』は意識的に更新日を書かずにきたのだが 実際、日にちが記録されてみると更新側としては 自己分析に役立つということがわかった 例えば更新は平日に集中している これは休日は実作業(家事や庭仕事)に追われて PCに向かう時間があまりないことを示している 月単位で見ると月初は更新頻度が高くその後徐々にペースが落ちる これは月の初めはヤル気と気力に満ちていて 新たな気持ちでガンバルゾーと張り切っているのだが 日を追うごとに萎えてきているのを表している これは週単位にも同じことが言えて 月・火・水曜くらいまでは元気があるのだが 木・金曜あたりにはヘロヘロで更新が少ない 実生活そのものを見ているようで可笑しくなってしまう 月に何回更新したかも一目瞭然なので あ、今月は先月より少ないだとか もう少しで自己ベストが出そうだとか いつの間にやら自分自身と無意味に競ってヒートアップしそうなので 本末転倒にならないようマイペースを心掛けたい |
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そろそろ天井に届こうというフェザーの葉に 糸のように細くて小さいシャクトリムシを見つけた 「まぁ可愛らしい♪」と言いながらも容赦なく 割りばしでつまんでポイッと捨てた シャクトリムシはフェザーが大のお気に入りなのだ 生まれながらにのっぽのフェザーに挑むのは シャクトリムシならではの宿命なのかも知れない 一番上まで測れたのはどのコかな、と見上げると ざっと数えても20匹くらいのシャクトリムシを確認した こうなったら割りばしでチマチマやっている場合じゃない 手袋をはめて両手を千手観音のように動かしながら ヒョイヒョイと捕獲する 相手は小さい上に糸を垂らして逃げようとするので 捕まえるのは一苦労だ それにしてもすごい数だ もう40匹は捕まえたに違いない こんなに小さいのだから孵ったばかりなのだろうか いつも気づくのは小枝ほどに成長したシャクトリムシだった それがせいぜい3〜4匹 巨大なフェザーへの食害は微々たるものだ これだけの数の幼虫がいるのに大きくなるのは3〜4匹ってことは 生存競争が厳しいのかな・・・ 食物連鎖の底辺を支えているのかな・・・ ま、今日のところはこのへんにしておこう 大きくなったらまた捕まえてやるから覚悟しとくんだぞ |
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9月になるのを待ってリビングの模様替えをした 我が家の模様替えはカーテンやファブリックを秋色に♪ なんて可愛いものじゃなく家具をエッサホイサと動かす 体育会系の模様替えだ 配置替えと言った方がいいかも知れない この五年間にリビングは5回以上、寝室は1回、書斎は至っては 数え切れないほどの配置替えを行なってきた その度に使い勝手が良くなるのかと言えば実はそうでもない 多分に試験的要素が強く、果敢なチャレンジを試みている 今回の配置で言えばリビングの掃き出し窓のひとつを 二人分はある横長の机でドーンと塞いでみた むろん掃き出し窓としての機能は失いベランダへの出入りは 出来ないので割り切って腰窓として使う ここはダンナがよく可動式のテーブルを引っ張り出して来ては 勝手に「書斎」と称していた場所だ ダンナの机は別にあるのに、まるで猫のように 夏は涼風を求め、冬は陽だまりを求め どうしてもその場所に「巣」を作りたがるので それならばいっそのこと、と机を常設することにした こんな風に配置替えが頻繁に行なわれる我が家では ごく当たり前のように所帯道具にルールができた 1.大型の家具は置かない(動かせなくなるから) 2.できるだけキャスターをつける(動かしやすいから) 3.使わない時は場所を取らないものを選ぶ(組立式や折畳式は便利!) 既製品で見合わない時はDIYすることも多い さて今回の配置の使い勝手と寿命や如何に?! |
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昨年気づいた交差点脇の古ぼけた鉢(ベランダ便りNO.174参照) タチアオイの出番が終わった後、驚いたことに新たな動きがあった 幅広の巨大な葉をにょきにょきと立ち上がらせ その先にド派手な朱色の花を咲かせたのだ カンナだ 背丈と言いボリュームと言いタチアオイに負けていない タチアオイからカンナへと見事にバトンが渡された 地上部はそれでいいかも知れない しかし鉢の中は?根は? そうでなくても不釣合いなほど小さな鉢なのに これほど大型の植物が二つも共存しているとは! この鉢はいったいどうなってるんだ? この鉢は四次元ポットなのか? そんな鉢があるなら欲しいっ! 鉢の中身を引っ張り出して調べてみたい衝動に駆られたが 辛うじて我慢した 理由はひとつ、次に出現する大型植物を見たいからだ |
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ここのところカラミンサ目当てのハチが次々とやって来る その多くはアシナガバチだ まぁいい 蜜ならたっぷり吸うといい しかし花も咲いていないモッコウバラの葉にも 熱心にハチが集まるのはいったいどういうわけか いやな予感が脳裏をよぎる アシナガバチ=肉食 と言うことは何かしらの「肉」が存在するのだろうか 否が応でも悪夢が甦る(ベランダ便りNO.304参照) 慌てて葉裏の隅々まで目を凝らすが特に異常はない それでもハチは執拗にモッコウバラの葉に吸い寄せられていく さらに目を凝らすと葉の縁が滴をまとったようにキラキラと光っている 指で触ってみると少しベトつく 思いきって舐めてみた 微かに甘い 蜜だろうか どうやらハチはこれが目当てらしい つまりモッコウバラは自分で生産した蜜を報酬に 強力なハチのパトロール隊を雇っていたのだ これには驚いた! ユーカリの惨状を隣で見ていたモッコウバラは身の危険を感じたのだろうか 不甲斐ない人間には頼るまいと悟ったのだろうか とにもかくにも植物は人智が遠く及ばない知恵を持っている |
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ベランダガーデンの一年を振り返ってみた 冬〜早春 ほとんどメンテナンスフリーでオフシーズン 来たる春に思いを馳せながらガーデンプランを練る なしくずしになるであろう植栽計画はアバウトに その代わりハード面のプランには力を注ぐ 春 園芸店に花苗が並び開花ラッシュが始まると一種のトランス状態 毎日ワクワクソワソワ身も心も躍る で、思わず買い過ぎてしまい早くも後悔 理想と現実のギャップにため息をつく 梅雨 楽しい季節はあっと言う間に過ぎいつの間にか梅雨入り 晴れたらあれもしたいこれもしたいと恨めしく空を見上げながら 悶々と過ごす 夏 ようやく晴れた!と思うや否や猛暑に突入 ベランダは灼熱地獄と化し、足は遠のき、植物の息は絶え絶え 荒れ放題、一路ジャングルへ 朝晩の水遣り労働に明け暮れる 秋 涼しくなったのを見計らってひたすら整枝、整枝 再び出回り始めた花苗や球根を尻目に 秋休みに備えて泣く泣く鉢減らしに取り組む 休暇明け バタバタと秋支度に取り掛かる 間もなく冬がやって来て・・・・・(ふりだしに戻る) とまぁこうして見るとオンシーズンのなんと短いことか グラフに表すと春を頂点にあとはひたすら下り坂と言ってもいい 暦の上では今シーズンが始まってまだ半分ほどだが ベランダガーデンのシーズンは早くも終わりに近い 淋しいので来春に向けてのガーデンプランでも練って 気を紛らわせようかな |
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ベランダ便りを100回、200回と書き重ねたとき 読んで下さる方への感謝の気持ちでいっぱいで プレゼント企画を催してきました ところが300回を迎えたとき、精神的に絶不調でした 企画どころかこれからの進退を決め兼ねて心は迷っていました そんな時もらった一通のメールが心にじぃんと沁みました 面識がなくても、言葉にしなくても、 察してくれる人がいるんだなぁと感動を覚えました その頃から休んでいたBBSを当面GUESTBOOKという形で 復活させることにしました まだお返事を書くまでには至りませんが お気軽に書き込んで下さると嬉しいです P.S. 力をくださったkikiさんには心から感謝します |
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