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この時季、ひときわ注目を集めるクリスマスローズ 『ウィンターガーデンの女王』とも言われるこの花の人気は 年々高まっているように思う 私はあまのじゃくなので人がこぞって群がる花にはあまり関心がない ウチにも一鉢あるにはあるが決してVIP待遇ではない むしろ試験的要素が強く冷遇されていると言ってもいいくらいだ その名を『元セレブのヘレボルスさん』という(ベランダ便りNO.337参照) そのヘレボルス、いよいよ二年越しの花を咲かせる気になったらしい しかし花芽が出始めてからかなり経つが未だ開花には至っていない そばを通るたびに覗き込むように観察しているが 涼しい顔をしていつ咲くのかは教えてくれない これだけ焦らされるとさすがに期待感が高まる 女王の前にひざまずく日もそう遠くないのかも知れない |
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バードフィーダーにミカンを置くようになってから ハボタンを始め植物たちへの被害がなくなった 貢ぎ物が功を奏したと言うべきか 要するに他に目を向ける余裕がなくなったらしい ヒヨドリは朝早くからやって来て 私が出勤する前には果肉をあらかた食べ終えてしまう 一日半個と決めているので無くなってもそれ以上はやらない しかしそれでもしつこく何度もやって来ては ぺらぺらの皮だけになったミカンをつつき回す 夕方に私が帰宅してもまだ居た時には驚いた! 自分が『鳥目』だということすら忘れているようだ 毎日エサを置いてフンを掃除しているのは私なのに いつだって私の姿を見つけると「ピヨ!」と一声甲高く鳴いて慌てて逃げてゆく 礼を言っているようには到底思えない しかし勝手にエサをやって勝手に和ませてもらっている手前、文句は言えまい 節度と足長おじさんの立場を影ながら守っていきたい |
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二月だと言うのに春のような陽気のおかげで 球根や宿根草が早々に動き出している 今年はなんだか休みが短いなぁと眠い目(芽?)を こすりながらぼやく声が聞こえてきそうだ ついこの間、エラそうなことを言ったものの(ベランダ便りNO.388参照) やはり気掛かりな想いは拭えない 未だ休眠中でウンともスンとも言わない苗がいくつかあるのだ そしてつい出来心でハウス栽培の開花株を一つ買ってしまった 「イイものはいくつあってもイイ!」なんていうのはまやかしで 手持ちの苗の保険にしようというやましい下心は否めない ガーデニングに予想外な展開は付きものだが 最も予想外なのは自分自身の欲望なのかも知れない |
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ウチでは球根は黒ポットに植え付けて そのまま開花が近づくまで鉢には植えない つまり『芽出し球根』状態まで持っていく これだと「出るべきところに出てこなかった」という失敗がない また球根は秋に植えて春に咲くまで長い時間がかかる その間できるだけ場所を取らずにおきたい 限られたスペースでたくさんの球根植物を育てるための苦肉の策でもある 地下部分に養分が蓄えられているので開花までは何とかなる 大切なのはむしろ開花後の管理だ さて早くもムスカリの頭が見え始めた 急いで鉢に植え替えなくては ところで芽が出たこのたくさんの球根をどこに植えるんだっけ 結局、いつだってスペース不足との戦いなのだ |
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モッコウバラの枝先からぽたぽたと雫が垂れている きちっと締め忘れた蛇口のようだ まさか露? それとも蜜? 葉の縁に蜜をまとっていたことを思い出す(ベランダ便りNO.330参照) 雫を指ですくって舐めてみた 無味無臭、ただの水らしい 雫が滴っているのは剪定したばかりの枝だと気づいた つまり根から水をポンプのように吸い上げ 体の隅々まで行き渡らせようとしたところ あるはずの枝がなかった!おっとっと!といったところだろう 4〜5日もすると傷口が塞がったらしく水を遣っても雫はこぼれなくなった しかしこーんな細い枝にも水が流れているんだ しかもこーんな大量の水が運ばれているんだ 改めて植物の神秘を感じた |
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仕事用の花材を食べられると困るので この冬もバードフィーダーを設置するのは諦め 庭への入園をご遠慮いただいているのだが 毎日どこかしらにヒヨドリが来園した形跡がある それは食べ散らかされた葉だったり にゅるりんとした落とし物だったり 特にご執心なのはハボタンのようだ 人間にとっては観賞用のキャベツでも ヒヨドリにすれば充分にごちそうなのだろう どこに置いても目ざとく探し出す シェルフの最下段に置いても 防鳥用の不織布を掛けても守り切れなかった ちなみに千葉県名産のピーナツで作ってやったリースには 見向きもしない どうも愛郷心には欠けるらしい もうこうなったらミカンでも置いてやろうか どうせならメジロにも来てもらいたいし 日々葉数が減りゆくハボタンを眺めながらそう思うのだった |
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今の職場には植物に対して友好的な人が多いので 許可をもらってこれまでにいくつかの植物を持ち込んできた 観葉植物を始め、苔玉、アイビー、多肉植物などなど しかし風通しが悪く、常時エアコンの風に晒され 週末に世話が出来ないオフィスでの管理は難しい 唯一、順調に生育しているのは多肉の寄せ植えだ それは窓の開かない会議室の窓辺に置いてあるので 一年中温室に置いてあるようなものだ そのせいか紅葉こそ控えめだが、よく暴れてよく花が咲く その荒々しい姿が私としては好きなのだがオフィスという 場所柄をわきまえるとそろそろ仕立て直した方が良さそうだ 暴れた株は引き取って家にある株を新たに植えよう しばらくしたら新しい株もまた暴れ出すだろう ・・・ こうして会社の会議室は【暴れ多肉養成所】としての道を 密かに歩み始めた |
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大型宿根草のグリーンフェザーを剪定した 枯れた地上部を根元からバッサリ刈り取るのだが 昨年くらいからハサミでは歯が立たず ノコギリを使うほど株元は太く堅くなっている 切り倒した10本ほどの茎は 一本一本きれいに枝を払って取っておく ほぼ真直ぐに2mもある剪定枝などそうそうお目にかかれない 支柱にしたりクラフトに利用したりと使い道には事欠かない 支柱に仕立ててから一年も経つと朽ちて折れてしまうが ちょうどその頃になると新しい剪定枝が手に入るという寸法だ 枯れてなお、庭に貢献し続けてくれるグリーンフェザー 宿根草ながら我が家の『シンボルツリー』を名乗るだけのことはある |
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